こんにちは。
AIアートが趣味で没頭しているハチドリと申します。

AIアートが「ええやん」という印象とともに、さらに認知され、
子育てや教育にも実用化されることを少しでも後押しできればと思い、
百人一首を全てAIで画像にしてみました。

百人一首のアート化は以下のツールに全て委任しています。

ChatGPT
・現代語訳
・プロンプト(画像生成の指示文)作成
midjourney
・画像生成

正直、有償コンテンツにしたい作業量でしたが、
詩の解釈が70点くらいかつ、
そもそも古人の作品なので無償です。

そうはならんやろという表現、
「袖を濡らす」などの解釈が足りていない現代語訳や画像も
AIの可愛げの一つとして暖かく見守っていただけると嬉しいです。

 リンク:
 あ行  か行  さ行  た行  な行  は行  ま行  や行  ら行  

あ行の歌人

赤染衛門
やすらはで 寝なましものを さ夜更けて かたぶくまでの 月を見しかな

安らかに眠れず、夜更けまで月を見つめている。

安倍仲麿
天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも

天の原を見上げてみると、春日の三笠の山に月が出ている。

在原行平
たち別れ いなばの山の 峰に生ふる まつとし聞かば 今帰り来む

いなばの山の峰に生える松の木を見つつ、別れを惜しむ心情を表現している。

在原業平
ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは

神代から聞かれなかった竜田川が紅葉に映って赤く見える様子を描いている。

和泉式部
あらざらむ この世のほかの 思ひ出に 今ひとたびの 逢ふこともがな

この世界とは別の場所での思い出を思い出して、もう一度だけ会えたらと願う。

伊勢
難波潟 みじかき葦の ふしの間も あはでこの世を 過ぐしてよとや

難波潟の短い葦の間でも、会わずにこの世を過ごすことを願う。

伊勢大輔
いにしへの 奈良の都の 八重桜 けふ九重に にほひぬるかな

古都奈良の八重桜が今日は九重に香り立っている。

殷富門院大輔
見せばやな 雄島のあまの 袖だにも ぬれにぞぬれし 色はかはらず

雄島の海人の袖が濡れても、その色は変わらない。

右近
忘らるる 身をば思はず 誓ひてし 人の命の 惜しくもあるかな

人の命の尊さを誓い、自分自身を忘れることのないように願っています。

右大将道綱母
嘆きつつ ひとり寝る夜の 明くる間は いかに久しき ものとかは知る

嘆きながら一人で寝る夜、明けるまでの時間がどれほど長いものか。

恵慶法師
八重葎 しげれる宿の さびしきに 人こそ見えね 秋は来にけり

人々の姿が見えない寂しい宿に、秋の訪れを感じさせる八重葎が生い茂っています。

大江千里
月見れば ちぢにものこそ 悲しけれ わが身一つの 秋にはあらねど

月を見ると、物事がちぢんで悲しくなるが、それは自分だけの秋ではない。

凡河内躬恒
心あてに 折らばや折らむ 初霜の 置きまどはせる 白菊の花

心をあてにして、初霜の白菊の花を折ろうかと迷っている。

大中臣能宣
みかきもり 衛士のたく火の 夜は燃え 昼は消えつつ 物をこそ思へ

衛士が守る門の火が夜は燃え、昼は消えていく様子を描いている。

大江匡房
高砂の 尾の上の桜 咲きにけり 外山の霞 立たずもあらなむ

高砂の山の上に咲く桜、その美しさは外山の霞と比べても遜色ない。

小野小町
花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに

花の色が移り変わるように、自分の身も無情に世を見つめている。